« 水彩画《万古清風》 | トップページ | 水彩画《放下著》 »

水彩画《上善若水》

上善若水(じょうぜんはみずのごとし)

水は高きから低きに巧みに、障害物を避け又飲み込みながら水は自在に流れを変え、時には大きな力を発揮して、大きな岩石をも削り取って低き所に無心にさらさらと流れて行きます。

老子の教えの言葉で上善すなわち道を究めた人は水のようなものと。

自由自在の臨機応変な柔軟性を発揮してその場、その時に馴染みわが身を任せながらもわが身の意思を貫徹。

水の如く生きるべく、「如水(じょすい)」と号した黒田如水は、「水五則」を掲げて、自分の座右の銘とし、ついに黒田五十万石の大名になります。その「水五則」です。

一、自ら活動して他を動かしむるは水なり――他を指導する為には、自ら実践すべきである。
二、つねに己れの進路を求めてやまざるは水なり――自らの進路をいつも求め続ける積極性を持つべきである。
三、障害にあって激しくその勢力を百倍し得るは水なり――少々障害に当たろうとも力を落としたり、落胆すべきではない。
四、自ら潔うして、他の汚濁あわせ容るる量あるは水なり――どんなものでも受け入れる大きな度量を持つべきである。
五、洋々として大海をみたし、発しては雲となり、雨雪に変じ、霧と化し、凝っては玲瓏(れいろう)たる鏡となり、しかもその性を失わざるは水なり――何時でも、何処でも自分の信念だけは変えるべきでない。

一滴の水から最後には大きく広い大海へと。

Ca390443

|

« 水彩画《万古清風》 | トップページ | 水彩画《放下著》 »

アート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/215705/37938534

この記事へのトラックバック一覧です: 水彩画《上善若水》:

« 水彩画《万古清風》 | トップページ | 水彩画《放下著》 »