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佐々木耕成展

今回40年ぶりの新作を発表の再デビュー展。

 先ず入り口から入って目に付くのは床、壁面、天井を真っ白にした会場の中にアルファベット化した色文字様のモザイクの空虚な構成の大きな塊として目に入ってくる。巨大化した平面(180x270前後の大きさ、最大276.5Ⅹ363.3)の圧倒的な量の展示には力強さを感じ 80歳前後にしてこの創作力にはただ脱帽。

 キース.へリング、ガウディから影響を受けたと告白する佐々木耕成の絵は平面でありながら立体的な要素を有している絵画。太い線による形の明確化と色の単純化ではキース.へリングから色濃く影響を受け 形の歪曲化した曲線の組み合わせではガウディの建築物を彷彿させられる。其れゆえかコンクリート化された無機質な空間化された展示会場の中でより没個性的な無機質さを際立たせた絵画に感じた。

 ドキュメント映像の中で制作過程をフォローしている所を見ると色への汎用性を排除するかのように色面を均一単純化してしまうところを見ると帰結完成された終着点へとまっしぐらにひた走る姿勢。色に拘り 制作過程の途中過程の作品も一つの作品ではないかと思う私なぞは彼の制作途中で見られる面白いと感じる部分までも消されて画一化してしまう姿勢にはある程度羨ましく思う反面惜しいと思う気持ちの方が重きを成して作品に対して抵抗感が出た。

 

3331 Arts Chiyoda 開館記念 第2弾
佐々木耕成展「全肯定/OK. PERFECT. YES.」
3331 Arts Chiyoda 1階 展示室
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14
アクセス:東京メトロ銀座線 末広町駅 4番出口より徒歩1分
TEL:03-6803-2441
URL:http://www.3331.jp/
入場料:一般800円、高校・大学生500円(中学生以下無料)

出品作家:佐々木耕成/KOSEI SASAKI
佐々木耕成は、1960年代に「ジャックの会」をはじめとする前衛芸術運動の最前線で活躍し、その後70年代にニューヨークのカウンターカルチャーの只中で芸術思想を練り上げてきたアーティストです。80年代に日本に帰国した当時は美術界との関係を一切絶っていましたが、近年になって再び絵画を制作するようになりました。現在、群馬県の赤城山麓に自らの手で建てたアトリエで、佐々木は精力的に絵筆をふるっています。本展では、佐々木耕成による巨大な抽象画を一挙に展示することによって、その制作の背景にある「全肯定」の思想と、従来の戦後美術史では見えにくかった一面を浮き彫りにします。今年82歳を迎える佐々木にとっては、40年ぶりに新作を発表する、再デビューの企画展です。

【ドキュメント映像&資料展示】
1967年、佐々木はフォード財団の後援によりニューヨークへ移住しました。当時のニューヨークの街の様子や仲間たちと暮らすロフトを定点観測したフィルム映像などを公開します。また、近年の佐々木の制作風景をおさめた記録映像も公開。ドキュメント映像の企画、編集は佐々木のニューヨーク時代からの旧友である萩原建吉によるものです。

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錯視

2010年度の錯視のコンテストの世界一は日本の方です。
立体を引力の法則に逆らうかのように見せる錯視

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棟方志功展

 武蔵野市立吉祥寺美術館(23日迄)にて開催されている棟方志功展。

 二菩薩釈迦十大弟子(六曲一双屏風)もじっくりと鑑賞。改めて簡潔で力強いスピードを感じる彫刻刀のいさぎよさを感じた。黒、白の生み出す画面の構成に人物像以上の躍動感と簡明な構成。全体から受けるリズム感は棟方の生地青森のねぶた祭りへと誘う。

 簡潔明瞭な力強さが作品の質を高めている事を実感。

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アウディフォーラム東京

「アボリジニー現代美術絵画展」が神宮前のアウディフォーラム東京で開催。5月11日まで
カラフルな色彩と多数のドットと流れるような反復の線に覆われた絵画は目を奪うほどの輝きに満ち溢れ 気持ちを清清しくさせてくれる。オーストラリアの乾燥した大地からの透明な色彩に文字の変わりに絵を伝達手段として記号に装飾性に富んだ繊細な作意を感じた。

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